コミュニケーション・地域会議・子どもから高齢者まで

フリースペースK

2014年01月25日 21:50


1月22日の日記です。

りんとはった真冬の空気は「おおさむ」と体を縮こまらせ
ますが、ある意味、気持ちはシャキッとさせくれたりします。
 T小学校で「親子のコミュニケーションつくり」のお話を
保護者の皆さんにしました。ちょうど顔の見える人数でした
ので、話しをした後、あまり時間はありませんでしたが、み
なさんに感想を言って頂きました。提案として「1日に10分
でいいから、ちゃんと子どもの話を聞く」と話したことを実践
してみたいという方が何人かいました。よく「話したから、相手は
わかったもの」と思いがちですが、話したことのほとんどは
伝わっていない、と思った方がいいです。だから、伝えたい
ことは、聞き返したりしながら、よりていねいに話すことが大事
でしょう。コミュニケーションの基本というのか、私は「自分を問う」
ことが基本だと思っています。子どもにとって、親の存在という
のはとても大きいものです。思い通りになる子は自分の子で、
思い通りにならない子は自分の子ではない、というのではなく、
何があっても見捨てず、その存在を丸ごと認めることで、子どもの
自己肯定感が高まることでしょう。只、最近読んだ本に「母性
本能があり、我が子は誰でも可愛いと思うもの」というのは、違う
というふうに書いていました。これも頷けます。無理して、愛そう、
好きになろうというのではなく、縁あっての親子、ひとりの人間と
して付き合っていきたいものです。
 夜は地域会議がありました。私は2期目で、3月に4年が終わり、
委員も終わります。「わくわく事業」の審査や地域提案事業の「あいさつ
運動」等をしてきました。
 先日の地域密着型福祉全国セミナーで、鼎談に出られた市長が
「わくわく事業のわくわくは、ワクワクすると枠があるの2つの意味がある。
主体的に地域課題の解決にあたる市民を育てる役割がある」というような
意味のことを話されました。行政だけでは様々な課題を解決できない時代
です。「どう生きるのか」、歴史上、かつてない超少子高齢化社会をどの
ように生きていくのかを考えつつ、仕組みを作りつつでしょう。
 今日の地域会議で老人クラブの型が「入会する人がいない。役員の
なり手がいない」と言っていました。いくつになっても「老人」とは認めたく
ない人も増えています。長く働く時代でもあります。その時代にあった
人のつながり方を模索する必要性がありますね。
 でも、人はいくつになっても「誰かの役に立ちたい」という社会的承認
の欲求があるものです。超少子高齢化社会だかrこその世代間の助け合い
が可能でしょうそんなことを思案したいものです。世代間格差ではなく。
 フリースペースKも28年の長い活動となり、いつの間にか多世代交流の
実験の場となっているなあ、と感じています。

フリースペースKのホームページが新しくなりました!

関連記事